CaptureOneのEIP圧縮とは?EIP圧縮についての解説
目次
CaptureOneのEIP圧縮とは?EIP圧縮についての解説
EIP圧縮とは?
EIPとはCaptureOne独自拡張子の一つで、ファイルを圧縮する技術の一つです。
特徴としてはRAWファイルのままだと、設定ファイルはRAWファイルとは別に保存されてしまうので、RAWデータのみの複製を行った場合、設定したファイルの引き継ぎはされないのがデメリットです。
EIP圧縮をすると設定ファイルとRAWファイルが合体し、一つのファイルになるのでデータを複製した場合や移動を行った場合に設定ファイルが別になってしまう、という事が起きません。
またEIPは解凍処理が行えるので元の拡張子を取り出す事が可能になります。
EIPの利用方法
- SDカードや・任意のフォルダからEIP拡張子としてインポートする
- セッション上に既にインポートしているデータをEIPに変換する
- EIPデータをエクスプローラー上で任意のフォルダにコピーする
- EIPデータをエクスプローラー上で任意のフォルダに移動する
などになります。
今回は1と2の方法を解説したいと思います。
SDカードや・任意のフォルダからEIP拡張子としてインポートする
CaptureOneのウインドウ上で「編集」→「環境設定」→「イメージ」からEIP圧縮の部分にチェックを入れることでEIP圧縮でしてインポートを行えるようになります。
インポートはご存知かと思いますが
赤枠の矢印ボタンを押すと完了します。
セッション上に既にインポートしているデータをEIPに変換する
次はセッション上に既にインポートしているデータをEIPに変換する方法です。
EIPで管理するようになったけど、過去のファイルのEIPにして管理したい場合などに便利ですね。
目的のファイルを選択した状態で「右クリック」→「EIPに圧縮」で完了です。
複数のファイルをEIPに圧縮する場合は複数のファイルを選択した上で右クリックからEIP圧縮を行いましょう。
また元の拡張子に戻す場合は「EIPを展開」をするのですが、その場合は設定ファイルとRAWデータは再度別々に保存されます。
以上簡単なEIP圧縮についての説明でした。