CaptureOneで現像する時のクオリティによる容量と品質の違いについて
目次
CaptureOneで現像する時のクオリティによる容量と品質の違いについて
品質の違い
クオリティの数値が高いほうがより高精細であり、クオリティの数値が低い程画像は劣化していくのだが、CaptureOneに関してはLightroomなどよりもクオリティを下げた時の画質の劣化が少ないのが特徴だったりします。
※ちなみにクオリティの設定は現像設定パネルの基本パネル内にあるクオリティから調整します
早速例をあげて見ていってみましょう。
上記はクオリティ100の状態になります。
上記はクオリティ1の状態になりますが、等倍で見ない限りその違いは殆どわかりません。
なので天井部分の白いフレーム部分を400%まで拡大した状態で見てみましょう
上記はクオリティが100の状態になります、非常にキレイにディテールが表現されているのがわかります。
上記はクオリティが1の状態になりますが、400%まで拡大すると画像が劣化しているのが顕著にわかります。
容量の違い
では次に容量の違いを見ていってみましょう。
クオリティ100の状態ですが5000万画素クラスのJPGで大体30MB程度となっています。
クオリティが1の場合だと容量が約2.6MBとなっており、10分の1以上に小さくなっているのがわかります。
状況によって使い分ける
等倍で表示することや大きな紙に印刷する、とかでない場合に関しては正直な話クオリティが1でもさほど問題無いと思えます。
特にSNSにアップするのであればクオリティが100に関してはほぼいらないと考えます。
ただし、大きな紙に印刷する時などはクオリティが100にしておいた方がいいでしょう、というのも画像を400%拡大し他方をみてもらうとわかるのですが、クオリティが高い程画像内の粒子の数が多くなっています、逆にクオリティを下げるほど粒子の数が下がり画像全体が正方形のピクセル上に処理されていくのでので、大きな紙に印刷する時に不自然になると考えられます(特に性能が良い印刷機を使う時程、仕上がりに差が出る)
個人的にはウェブサイト上の素材にする場合や、SNS上に写真アップする時は極端な話ですがクオリティは1でもいいんだろうなぁ、と感じました。